9.07.2009

噴水の水


 
 
夜、日比谷公園の噴水の水。
 
噴き上げては落下し、水面を打つ水の束。
池の水が波打ちます。
 
水といのは不思議なもので、ひとときとして同じ姿にとどまることがありません。
火や雲もそうなのですが、これらはいつかは消えてしまう。
水は(蒸発はするけれど)いつまでも同じようにそこにある。
同じようには見えるが、同じではない。

人の体の70%は水分なのだとか。
それが毎日入れ替わるのだから、人も同じように見えて同じではないのでしょう。
そんなとりとめもないことを考えながら、ぼうっと水を見ていた二十分。