12.13.2009

写真

すみません。今日は写真がありません。
 

青山での撮影を終えて、信濃町駅に向かって帰ります。
神宮外苑では《イチョウ祭り》が最終日。
おなじみのイチョウ並木をそぞろ歩く人の流れは途切れることがありません。
 
イチョウの葉っぱで遊ぶ子どもの写真を熱心に撮るお父さんたち。
三脚を立てて家族写真を撮る人。
みんな写真を撮っています。
 
写真がこんなにも身近なツールとなったのは、せいぜいこの五十年くらいのこと。
写真はありのままの姿を画像として残すものですが、一方で《時間》を残しているともいえます。
一瞬の(動画なら一定時間の)時間を保存しておくということが、その人にとってどんなことなのか。
……いつか考えよう。
 
ま、そんなこと考えなくても写真は楽しい。
もっともっとたくさん撮ってほしいなあとカメラを持つお父さんの後ろ姿を見ながら思ったのでした。