10.31.2009
語り
仕事を終えた後、北原久仁香さんの《声薫る夕べ》に出かけてきました。
東京は谷中、築90年という古びた長屋の一角のアフリカ民芸品を扱う雑貨屋さんが公演の舞台。
20人の観客が肩を寄せ合うようにして、北村薫さんの短編小説を読む声に聴き入ります。
半眼になって、耳からしみ込む言葉を追っていると、現実世界からどんどん遠ざかっていくような錯覚さえ覚える。
まるで心の休憩時間。
公演が終わって、夢心地で帰り道につきました。
10.30.2009
飛行船
10.29.2009
紅葉
10.28.2009
タヌキ
10.27.2009
マツヨイグサ
10.26.2009
10.25.2009
花ねこ
『秋が来ればクリスマス!!』という作品です。
仕事から帰ってくると、ミチコさんが黙々と花ねこをつくっています。
すべて手作業なので、ひとつの作品ができあがるのに何日もかかる。
少しずつ完成に近づき、やがてできあがった作品を見るのは楽しみのひとつです。
この日もつくばから帰ってきて花ねこを見ました。
なごみます。
しかし。
ただ見るだけならよいのだけど、作品を見てあれこれ注文をつけたりするから、ミチコさんにはさぞかしうるさいだろうと思う。
なので、このとき聞きたいことをぐっとがまんしてました。
それをここで聞いてみたいです。
なぜ、《クリスマス》が《秋》になの?
10.24.2009
猫
10.23.2009
アトム
10.22.2009
キキ
10.21.2009
ハナミズキ
オレンジ色の街灯に照らされるハナミズキ。
いつの間にか近所の街路樹もすっかり色づいていました。
アパートは駅から徒歩20分。
美しい木々を見上げていると、仕事からの帰り道も散歩のように感じます。
結婚式のリハーサルというお二人の写真を撮っていました。
年齢を尋ねてみれば(もちろん新郎に)、「25歳」。
もしかして子年ですか? はい。
干支ひと回り分、若かった。
過ぎ去ってしまった過去を、こんなとき不意に意識する。
自分が25歳の頃は、何をしていたっけ……。
何も思い出せません。
というより、25歳も24歳でも26歳でも、みな同じ色をした混沌の中にある。
25歳は25歳で一回きりなのに、これはいったいどうしたことでしょう。
愕然として、少し悲しい。
12年後、37歳のとき何をしていたのか、覚えていられるだろか。
10.20.2009
Neyn のドーナツ
Neynの抹茶ドーナツ。テイクアウトは一個ずつ袋に入れてくれます。
赤坂ある小さなドーナツ屋さん、《Neyn》。
北欧風のシンプルでかわいい雰囲気です。
もっともこれらはミチコさんの口に入ることはありません。
取引先(女性ばかりの小さな会社)へのおみやげです。
といいつつ、自分も《プレーン》をぱくり。
油っこくない実直な味わいのドーナツ。
シナモンの粉をぱらぱら落としながら、パソコンで仕事の写真を閲覧。
甘い食べ物というのは、ちょっとだけ仕事のストレスを緩和するような。
10.19.2009
猫
10.18.2009
快特
10.17.2009
カマキリ
10.16.2009
日本酒
10.15.2009
どんぐり
10.14.2009
猫
10.13.2009
ベゴニア
10.12.2009
ススキ
10.11.2009
キンモクセイ
10.10.2009
アトム
10.09.2009
ハート
「見て見て! アトムの背中の白いところがハートになってきたよ!」
とミチコさんが教えてくれました。
アトムの背中には白い斑点があるのですが、なるほど、ハートに見えます。
20歳(人間に換算すると90歳くらい)を過ぎてもなお食欲旺盛なアトム。
白い丸だった斑点がハートの形になってきたのは、首回りの皮膚が垂れてきたからじゃないかと思ったのですが、黙っておりました。
見栄えに価値を見いだすのは人間ならでは。
当の猫本人にとっては、模様がハートでも星でも関係なく。
まして模様によって猫の運命が変わるわけではありません。
でも斑点が、普通の《丸》よりは《ハート》のほうがいいんですよね。
こうやって写真も撮るくらいだから。
10.08.2009
風
10.07.2009
ハクチョウソウ
雨に濡れるハクチョウソウ。
細い茎に連なった水滴がビーズ玉のようです。
台風接近中。
このおかげで、今日の仕事が中止になりました。
途中まで出かけていたのですが、電車を降りて、駅前のミスドでコーヒータイム。
たまには一人でぼんやり通りを眺めながら過ごす時間も心地いい。
とはいえ、会社勤めをしていた頃は、毎朝のようにそんな時間を過ごしていたのだけど。
何かを得れば、それに反する何かを失うわけで、そこのところの仕組みはよくできたものだなあと感心する。
人は決して相反する二者を同時に手に入れることはできません。
でも喪失感を埋める手だてはあります。それが記憶(思い出)。
記憶をどこかに預けておくことはできないものか。
こんなことをつらつら考えていた雨の日。
10.06.2009
ランタナ
10.05.2009
キキ
アトム
ミチコさんにお腹をさすられると、気持ちいいのか悪いのか、唸り声をあげるアトムです。
まあ、アトムが気持ちよかろうが悪かろうが、そんなことはたいしたことではないのです。
仕事から家に戻ると、いつも決まった面々がそこにいるというのは、言葉ではなかなか言えない安心感のようなものがあるのです。
これは、ふだんあまり気がつかないことではないでしょうか。
あまりにも当たり前すぎて、何の感興も湧かないかもしれません。
人も動物なら、自分のテリトリーを持つわけで。
それが毎日変わっては、心も休むことはできないでしょう。
毎日同じく、人間一人と猫二匹に囲まれると、たとえ会話がなくても、部屋が狭くてもそれだけで癒される。
10.03.2009
猫
10.02.2009
10.01.2009
ワイルドターキー
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