「家族の時間」に沖縄県、それも石垣島からの応募には正直ちょっと驚きました。
遠すぎるのですが(旅費がかさむ)、同時に「行かなければ」と思いました。
(行きたかった、というのが本当のところではあるけれど)
それが、最初に登場するこの家族です。
石垣島の珊瑚礁で有名な白保地区にお住まいです。
せっかくなので他に撮らせてもらえる家族を紹介してほしいという、図々しいお願いにも気持ちよく応えてくれました。
本当に感謝、感謝です。
二日間で4組の家族を撮らせていただきました。
これまで味わったことのないような、濃密な二日間の短い旅でした。
玄関も窓も開け放された家を気持ちのいい風が通り抜けてゆきます。
(石垣島の4月は過ごしやすい)
小学生のお姉さんとおちびさん二人の5人家族です。
この日のためにかどうかわからないけれど、名前入りのおそろいTシャツを着てくれました。
ふだんは忙しいパパとママですが、今日はお休みをとって家でのんびり。
平日だったのでお姉さんは学校です。家には二人の小さな子ども。
チャンバラしたり、琉神マブヤーごっこをしたり。
子犬みたいな二人がかわいい。
午後、小学校に通うお姉さんを迎えに行ったついでにガソリンスタンドに寄る。
そこで働いているのはママのママ、つまり「おばあ」。
ぎゅーっと孫を抱きしめ大きく笑う。
おばあ、豪快だ・・・。
やはりというか、内地とは時間の流れ方が違うな。
時間の感じ方が違うというべきか。
長いような短いような。
思い返しても、いつ夜になったのかわからないような感じ。
夜はおばあの家にバーベキューに招ばれました。
おばあがいれば、おじいもいるわけで。
知り合いらしいおばさんやおじさんもやってきての宴会。
焼き肉、魚、サザエ、ビールに泡盛・・・幸せです。ここに来られてよかった。
ありがとうございました。
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家族で過ごす日常を撮らせてください。撮影モデル家族募集中です。