日が沈む前、南の空を見上げたら、はっとするほどの光る月がありました。
空気が澄んでくる季節ゆえ、月光もまっすぐ地球にやってくるような。
しばらく見とれていました。
この月が少しずつ大きくなっていき、満月になれば《中秋の名月》。
今年は10月3日なのだそうです。
月を見上げながら、ぼーっと過ごす時間があれば、ぜいたくだろうなと思う。
何も考えないというより、とりとめなく考えている、というべきでしょうか。
思考のおもむくままに思考するのは、思考のままに愚痴を言うより癒されるような気がします。
食欲の秋でもいいけれど、《考える秋》もいいな。