すーっと目の前を通り過ぎるカモメ。
カモメも飛行船も、気まぐれに飛んでいるように見えます。地上からは。
でも、飛行船にはちゃんと目的があるから、そのルートで飛ぶ。
同じことは、一羽のカモメにもいえるのでしょうか。
カモメは、いや鳥は目的があるからそのコースを飛んでいる。
空を飛ぶ鳥にしてこうなのだから、道を歩く人もそうなのでしょう。
何かしら目的を抱えて、その道を往く。
いや、待てよ。
気まぐれに歩くことができる動物は、人間だけではないだろうか。
すると、気まぐれに歩くことは、もっとも人間らしい行為となる。
明日は荒川の土手の上を気まぐれに歩いて(散歩して?)みようっと。