9.13.2009

ウィスキー


 
 
はい、今日も飲んでます。
 
はっきり言って、この時間が至福のときと言ってもいい。
穏やかに暮れてゆく西の空を眺めながら、少しずつ琥珀色のお酒を味わう時間。
たとえ、
グラスが乗っているのはエアコンの室外機の上だとか、
幅1メートルのベランダにはゴーヤのプランターが並べられているとか、
そんなことはどうでもよく。
 
ウィスキーがいいなと思うようになったのは、山口瞳の文章が好きだったからでしょう。
サントリーの宣伝部だったからというわけではなく、お酒の嫌な部分も併せながら、酒を飲むことのよさが感じられるのです。
今、ハイボールが流行っているようですが、お酒についてのスタイルはおそらく違うのでしょうね。
江分利満氏が連載されていた頃とは。