近所で珍しくアザミを見つけました。
アザミにもいろいろ種類があって、《ノハラアザミ》というらしい。
《ノアザミ》というものもあり、区別しようとしても……できません。
アパートの裏手の空き地が分譲住宅地になり、似たような家17棟も建築中です。
朝から夕方まで、工事の音が絶えることがありません。
永遠に続くわけではないと知っていても、いつ終わるのだろうと考えてしまいます。
それでいて、しばらく見ないでいると、工事の進み具合に驚くのです。
きっと毎日の小さな変化というのは、人にはなかなかわからないものなのでしょう。
時間が経過してから、その変化の大きさに気がつく。
そのとき、その変化を元に戻すことは難しいわけで、人は時間に対して無力だなあ、と思う。